尿酸とは

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痛風の原因である尿酸。この尿酸が尿酸結晶を作って、その結晶を白血球が攻撃するときに、発作が起きて激痛に襲われます。

では、尿酸とはどういう物質なのでしょうか。
尿酸は古い細胞が壊れるときに「核酸」が変化してできる物質です。核酸は、細胞に必ず存在する「核」の主成分です。人間が生きていくと、必ず古い細胞は壊れます。それが新陳代謝ですが、生きていく過程で必ず作られる老廃物です。

通常は約60~70%が尿と、30~40%が便とともに排出されます。定期的に排出されることで、体内の尿酸値(尿酸の濃度)を正常に保ちます。

尿酸の正常値は血液検査で確認します。

■成人男性なら、4~6.5mg/dl
■成人女性なら、3~5mg/dl
※(dl=デシリットル。1デシリットル=100cc)

尿酸値が7mg/dl以上になると、高尿酸血症とされます。高尿酸血症とは、痛風の予備軍のようなものです。治療せずに放置しておくと、痛風結晶が大きくなり、痛風発作を発症する可能性が飛躍的に上がります。

人間ドックや定期健診など、普段から定期的に尿酸値を測るようにしておきましょう。また、高尿酸血症と診断されたら、受診し、必ず治療を行うようにしましょう。

 

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