慢性関節リウマチ(膠原病)とは

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慢性関節リウマチ(膠原病)とは自己免疫性疾患のひとつで、免疫細胞が自分の体を異物として攻撃してしまう病気です。原因はいまだにはっきりしていません。したがって、治療も非常に難しい病気とされています。

慢性関節リウマチも痛風と間違えられることが多いです。ただし、違う点が多いので、覚えておいてください。

痛風 慢性関節リウマチ
9割が男性に発症 8割が女性に発症
発作は1箇所の関節 2箇所以上同時に発症
突然発作が起きる じわじわと進行する
主に膝から下に発症 上半身にも下半身にも発症
尿酸値が上がる 尿酸値は無関係
肥満の人に多く発症 肥満とは無関係

これだけ大きな違いがあります。受診せずに勝手に判断してしまうと危険です。受診するのはどちらも内科もしくは整形外科。病院で検査をすると、痛風なのか慢性関節リウマチなのかはすぐに分かります。

以下のような状況が確認されたときには慢性関節リウマチと診断されます。
1.リウマチ因子が陽性
2.血沈値やCRP値が増加している
3.骨が壊れたり、関節の骨と骨の間が狭くなっていたりする

痛風であっても、慢性関節リウマチであっても、専門医の指示に従って治療していくことになります。とにかく、まずは受診が大切です。

 

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